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製作現場から 〜CENPO-DOジュエリーを支える卓越した技能を待つ職人たち
一本の棒状の金やプラチナから、匠の技を駆使してお洒落なジュエリーを作り上げる職人たち。
レーザービームによるピンポイント、ロー付け。 | 35年間あらゆる石を留め続けてきた、ベテランの石留職人。 | デザインを忠実に3D画像に変換する、優れたノウハウを持つオペレーター。 |
CENPO-DOのジュエリー加工は、匠の技を持つ職人が昔からの技法を用いて作成するものから、 最新鋭のコンピューターマシーンを使い、3D画像(CAD)から原型を作成するものや、鋳造(キャスト)製法、鍛造製法など、そのデザインに応じて最良の技法を用いてお作りします。
その中からいくつかの、作業工程を紹介いたします。
1.WAX製の原型作成
■職人によるWAX原型作成の場合
左画像の様なデザインは、微妙なカーブやラインの滑らかさが要求されるため、優れた技術と感性を持つ職人がWAXで原型を作成します。 |
お客様のご要望をお聞きして 綿密な打ち合わせをします。 | 打ち合わせを基に、デザイン画を作成します。 | 棒状のWAXから原型を作ります。 |
棒状のWAXを製品の大きさに合わせてカット。 | デザイン画を基にリングの原型を削り出していきます。 | 細部にわたり丹念に整えていきます。 |
■CAD(3D)造型マシーンを使用したWAX原型作成の場合
左画像のダイヤペンダントは二通りの着け方が出来る様になっております。 このようなデザインは、サークル(輪)の部分が、周りも内側も、0.何ミリの単位で真円が要求されます。そこでコンピューター技術をフルに活用した加工にて原型を作ります。 |
0.何ミリの単位でデザイン画 を作成します。 |
デザイン画を基にオペレーターが3D画像を作成します。 | コンピュターに正確な指示を 送るため、極めて詳細な3D画像を作成します。 |
3D画像を基に最新鋭の造型マシーンが デザインを忠実に読み取り、立体のWAXを作り出していきます。 | 立体のWAX原型が完成。 |
2.鋳造・仕上げ工程
完成したWAX原型。 | WAX原型を液状の石膏の中に埋没させます。その後石膏を乾燥させ固めます。 | 石膏が固まった所で「炉」の中で焼き,石膏の中のWAXが 溶けて流れ出し、空洞の「雌型」が出来ます。 |
火で溶かした地金(プラチナや金)を石膏(雌型)の中に流し込みます。 | 地金が冷めて固まったところで石膏を砕き、中の地金を取出します。 | その後、職人の手により何工程もかけて仕上げていきます。 |
仕上がった製品に石留専門の職人により石がセットされます。 | さらに丹念に最終仕上げを施します。 | 最後に厳重な検品作業の後にお客様へ納品となります。 |
上の画像の様なリングは、デザインの中の「ファセット」や「溝」「段差」の部分のシャープさが求められます。そこで、
鍛造.切削技法を用いて作製します。 |
地金を熱して叩ことにより、「巣」ス,気泡が入らない地金になります。 | 次に地金をローラーをかけて圧縮します。 | さらに何度もローラーにかけて板状にして、より締まった地金にします。 |
板状に圧縮した地金を,リングサイズや厚みに合わせてワッシャー状に打ち抜きます。 | 板状の地金 | リングの原型 |
次にワッシャー状の原型を圧縮機により、すり鉢状に絞り込みます。 | リングを裏返し反対側からも絞ります。この「絞る」工程でさらに地金粒子の細かい、より硬いリングが出来上がります。 | この作業を繰り返すことによりリングの形になります。 |
リング状になった物をダイヤモンドバイトなどを使い、削り出します。 | さらにデザインに忠実に、0.何ミリの単位で削り出していきます。 | 次に「バリ」などを取り除き「溝」や「エッジ」の部分を整えます。 |
出来上がったリングを、丹念に仕上げていきます。 | 最後に精度の高い厳重な検品作業を行います。 | お客様へ納品となります。 |
リングサイズ直しの作業工程
CENPO-DOではお客様の大切なジュエリーを,卓越した技術を持つ熟練した職人が丁寧に加工いたします。
加工代金(税込) サイズ直し(仕上げ直し新品仕上を含む)¥2.200〜 チェーン切れ修理(ロー付け加工)¥1.700〜 パールネックレス糸替え¥1.800-〜
サイズ直しなどはリングの形状(巾)やサイズをUPする大きさにより異なります。この他にもジュエリーに関するご相談やお見積りなどお気軽にお尋ね下さい。
リング変形修理作業工程
長年使用して変形してしまった指輪の修理。